『ゾウの時間 ネズミの時間  サイズの生物学』本川達雄 中公新書

user-pic
0
サイズから生き物を考えてみると色々面白いことが分かる、という本。
一つ紹介するなら、色々な哺乳類で体重と時間とを測ってみると次のような関係があるそうです。「時間は体重の四分の一乗に比例する。」例えば体重が16倍になると寿命は2倍になる、ということです。「時間」と表現したのは、寿命だけでなくおとなのサイズに成長するまでの時間や赤ん坊が母親の胎内に留まっている時間、さらに息をする時間間隔や心臓が打つ間隔、血が体内を一巡する時間など、時間が関係する非常に多くの現象に当てはまるからだそうです。
また、ネズミは数年、ゾウは百年近い寿命をもつが、(哺乳類はどの動物でも)一生のうちに心臓は二十億回打つんだそうです。心臓の拍動を基準に考えるなら全く同じ長さだけ生きて死ぬことになるというのです。
まあ、この本に書いてあるのは上のようにどれも日常生活において役立つ知識ではないですが、なかなかおもしろいです。

このブログ記事について

このページは、New部長が2005年10月15日 23:35に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「『正義隊』後藤友香 青林工藝社」です。

次のブログ記事は「Emotion 98.6/Mylo」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。