2006年4月アーカイブ

ビッグコミックスピリッツに掲載、全1巻。
大学を卒業して家でふらふらしている女の子「瞳子」の暮らしを描いた、まあ淡々とした物語です。でも感情とか人間関係についての微妙なところをすくい上げてくれるような感じで個人的には面白いです。
絵も好きだし、登場人物たちがみんな飄々とした感じなのもいい。身近に瞳子がいたら友達になっていそうな気がする。
どこかせつなくてひんやりとしているこの詩集がすごく好きです。静謐な官能性も感じます。美しい女性の手を見ているような。ん?言ってることが吉良吉影みたいだ...。

私的独り言

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居間でテレビに背を向けて寝っ転がって携帯をいじくっていたら、「今日のナビゲーターは太田莉菜」という声が。
テレビに向き直るアズ クイック アズ アイ キャン。
『私的チャイナビ』なる番組でした

BUS174

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ジョゼ・パジーリャ監督作品。
2000年6月12日、リオデジャネイロで一人の青年が銃を手に乗客11人を人質に取りバスに立てこもるという事件が起こりました。
『BUS174』は実際のテレビ映像と事件の当事者・関係者の証言などで構成された重厚なドキュメンタリー映画です。事件の推移だけでなく、なぜ青年がそのような事件を起こしたのかも突き止めようとしています。最後まで目の離せない、事実を提示するドキュメンタリー映画の力を感じる良作だと思います。
しっかし『BUS174』と『CITY OF GOD』だけで判断するとブラジルは恐ろしすぎるところだ...。
アルバム丸々薦めたい。捨て曲無しのインストのエレクトロニカ・ヒップホップです。DJ Shadowをもっとエレクトロニカにした感じでしょうか。まったりした夜の気分です。良いです!まじで!

タイム涼介

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過去の作品がほとんど手に入らなくなって幻の漫画家となりつつありますね...。ヤングマガジンで連載されていた『日直番長』の記憶がおぼろげにしかないんですが、最近友達に『フランス』という作品を借りて読みました。もやもやっとぬる〜いポエムな感じでけっこう良かったです。絵も好き。イメージ的には、とき卵の吸い物。
ホームページがありますね。

更に船で2時間

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こういう景色がなぜだか好きなんですが、こういうのばっかり撮ってたら写真の先生に「目の置き所がない」と言われました。確かに。でも好きだからしゃあない。
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タイトル通りの内容です。色々な精神鑑定の事例が載っています。大久保清の事例、アルコール酩酊の事例、てんかんの事例、精神分裂病圏(2000年発行の本ですので)の事例など計10の事例について、被疑事実や家族歴・本人歴などが記してあります。
「鑑定書の抜粋や要約ではなく、(中略)鑑定書の全文掲載を原則とした」とあとがきにありますので、「精神鑑定って実際どんなことやってるんだろう?」という興味を持っている人は満足できると思います。専門的な内容の本なので門外漢が気軽に読めるものではないですが、それでもやはり被疑者本人と鑑定人の面接でのやりとりの様子などは興味深いです。
アルバム『palette』収録。
札幌を中心に活躍するバンドらしいです。ポストロックっぽさやエレクトロニカっぽさもありの良い感じです。
美術館に行こうと電車乗ったら路線間違えるし、バスの運転手は不親切で腹立つし、着いてみりゃ美術館休刊日だし...散々だよ...。美術館の入り口から引き返し、小雨の中帰路に就く時にぴったりだよコンチクショー。

DOGVILLE

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Lars von Trier監督作品。
何が良いってまず監督の名前が良い。ラース・フォン・トリアー。フォントリアー。ホントリャー。リャー!
何が良いって更にNicole Kidmanが良い。綺麗だとは思ってましたが正直グッときたことは今までありませんでした。しかし今回はもろツボにきました。
物語とは全く関係のないところで映画を褒めていてもアレなんで、あ、そういえば今朝夢に太田莉菜が出てきてとても幸せでした。なぜだか友達同士で喋っているのですが、私は顔を眺め愛でるのに夢中で話なんて全く聞いてませんでした。閑話休題、セットらしいセットもなく、演劇の舞台のようなところで物語りは展開されます。地面に引かれた白線だけでそれと示される家々と、一つの通りだけで構成されている村「ドッグヴィル」に一人の美しい女グレースが逃亡の末迷い込んで来ることから話は始まります。
閉鎖的な村に一人のよそ者が...というだけでもう何かドラマが予感できますが、そのよそ者が美しい女ということでもうこの作品の展開は決まったようなものです。
作品最後の場面、グレースの父親によるグレースに対する指摘が胸がすっきりするぐらい的確です。アメリカに行ったことがないという話のラース・フォン・トリアーがアメリカをテーマに創った「アメリカ三部作」の第一部ですが、このグレースという人物は善意のアメリカ人の象徴のような気がします。そう考えると、最後のグレースの決断に思わずニヤリ。皮肉ですね。

船で25時間

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酔ったら最悪よ。行きは酔ったけど...。
着いた瞬間に治りますが。
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スーパージャンプなどに掲載。
荒木飛呂彦好みの、実在した変人についての事実をもとにした漫画です。漫画として脚色されている部分もあるので、描かれているこの通りの変人ぶりだったかは分かりませんが、それにしても奇人・変人がいるもんです。ニコラ・テスラとかナイスな変人ぶりですね。
荒木飛呂彦が原作・構成を担当し鬼窪浩久が作画をするという話と、荒木飛呂彦本人が作画までしている話とがあります。
「髪を切りに行った帰りの髪型」とかけて、「色んなソフトをインストールして何年も使っているパソコンでブルースクリーンがでた時」と解きます...。その心は「どちらも再現性が低い」...髪を切って何をしたいのか、歌丸です。
いや、どうもこうも「宮崎あおいが射程範囲に入ったのなら、夏帆まであと一息じゃの!」って心の中のおじさんが
アルバム『電気グルーヴとかスチャダラパー』収録。
カラオケ演歌調のところや歌詞が良い。

ERASERHEAD

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David Lynch監督作品。またまた登場。
作品自体は前から知っていましたが、観たのはつい最近です。いやー、いいですね。個人的に今このタイミングで観て良かったと思います。もっと昔に観てたらこの良さは分からなかったかもなー、と。
全く説明のない意味の分からなさ、作品全体を覆う気味の悪さ、生理的な嫌悪感をかきたてられるあの赤ん坊、そしてあのシュール具合...、たまらんです。「ERASERHEADってこういうこと?」という肩すかし(?)も良いですね。
一番気に入ったのはあの女友達の家での両親も交えた会食のシーンです。あのお母さんお父さん、いいねっ!

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