2007年12月アーカイブ

年末音楽祭り開催最終弾。たーのしい!
ライブアルバム『(re)capitulate』収録。
オーストラリアの轟音ポストロックバンドLauraの曲です。
バンドメンバーにチェロ奏者がいることもあって叙情性たっぷりです。

まるっと聴く
年末音楽祭り開催第四弾。
アルバム『Private/Public』収録。
映像作家としても有名な高木正勝による、2006年10月にラフォーレミュージアム原宿で行われたコンサート〈Private/Public〉のライブアルバム。OLAibi、UA、高田漣ら10名のミュージシャンが参加している。
高木正勝の通常の作品ではエレクトロニクス要素・編集が含まれていることも珍しくはないが、東京では実に3年ぶりとなったこのコンサートではすべての楽曲が生楽器で演奏されている。このアルバムは全部良いですよ。
この"Bloomy Girls"は未CD化曲でした。

ちょっと試聴してみる(公式HP)
年末音楽祭り開催第三弾。
アルバム『Oneiric』収録。
北アイルランドのBoxcutterことBarry Lynnさんです。『Oneiric』はBreakbeat好きの人がDubstep入門に手に取るのにぴったりかと思います。特にこのトラックはBreakbeat 寄りです。

ちょっと試聴する
年末音楽祭り開催第二弾。
アルバム『Demagogue』収録。
サックス&クラリネット奏者の梅津和時をリーダーに、1998年結成されたバンド。
梅津和時は他にもバンド「こまっちゃクレズマ」やソロ「梅津和時」でも活動している。過去にはRCサクセションのバックバンドでも活躍していた。
DCPRG好きにはオススメ。

ちょっと試聴してみる
年末音楽祭り開催第一弾。
アルバム『Preparations』収録。
才人Guillermo Scott Herren によるPrefuse 73名義での最新アルバムで、この名義でのリリースとしては前作から2年ぶりとなった今作、「Prefuse 73の最高傑作」の呼び声も高いです。
このPrefuse 73というプロジェクト名には、彼が聴いてきたジャズの中でも特にインスピレーションを受けたという68年から73年までの作品、ちょうどフュージョンに遷移していった時期(=Pre-Fusion)の音楽に対する深い愛情を込められているとのこと。

YouTubeでPVを見る
「○×県立尻毛高等学校には、わが国でもトップクラスを誇るうるしの部活があるという...」
青林工藝舎の隔月誌、『アックス』にて断続的に掲載されたものをまとめたもの。全1巻。

漆に魅せられた高校生たちの青春物語...などという凡庸な物語が青林工藝舎から出版されるはずも無く。
作者のプロフィールに「石川県立輪島漆芸技術研修所終了後、上京」「7年間漆屋の職人として勤めた」とあり、漆についての解説は本気でためになります。しかし絵も物語も全部ギャグでてきとうっぽいという、素晴らしい塩梅です。
とりあえず全ての男性キャラクターの首が異様に太え。連載当初のサザエさんみたいな女の子の横顔を描きます。

ちなみに表紙のデザインは、『正義隊』2巻のデザインと同じ人です。
HP(マンガ掲載あり)やブログ(日記)もやっています。
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写真

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ぬめっとした感じが好きです。
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表題作「箱の夫」を始め8つの短編を集めた作品。
主婦や妻の視点で淡々と語られる物語が多く、不気味な話が多い。その不気味さ加減が非常に素晴らしい。

例えば表題作「箱の夫」
夫は、箱に収まってしまうほど小さく、爪は黒く長く、頭頂部がべったりと扁平で平であり、柔らかい毛を持ち、シューと言う音を出す。湾曲した長い前歯を2本持っている。人間であるのかさえ疑わしい記述だが、夫は在宅でパソコンを使って仕事をしているらしく、バッハを好むようだ。
夫の「異常さ」を妻は特別気にしていないようで、夫に関する描写は全く淡々としている。その「平常さ」(=異常を異常と認識していないさま)が、非常に不気味である。
夫と「魔笛」のコンサートにいくことになり、妻は夫をどんな箱に入れて行くべきかを、主婦らしくあれこれと悩む。こういった細部がまことにそれらしい。
コンサート後、夫は外出に興味をもったらしく、妻がスーパーに買い物に行く時に連れて行くように迫るようになる。
自転車で買い物に行く妻は、箱に入れた夫をカゴに載せてしまえば荷物が載らなくなってしまうと悩むのだが、ある時夫に根負けし、箱へ入れてスーパーへと連れて行く。
ところがスーパーの出口で人とぶつかり、勢い夫を入れた箱を落としてしまう。箱の中でぐったりとしている夫。
救急車で病院へと運ばれ治療を受けるが、夫の容態は芳しくない。
夫は赤ん坊のような声で泣き、哺乳瓶からミルクを飲む。夫は幼児へと戻ってしまったようである。
姑曰く、こんな事態は「3回目か4回目」で、治るのに「1週間かかるか半年か」はわからない...。

ちなみに最もお薦めしたいのは「天気のいい日」という短編。
「えっ?!」と驚く展開と結末で、謎の多い不気味な作品である。

今年最後の月が

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滑り込んで12月セーフ!

早いものですね...。

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